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出版社内容情報
今は亡き勇者たちに捧ぐ後日譚ファンタジー
魂の眠る地・オレオールへと旅する、
勇者一行にいた魔法使い・フリーレン。
七崩賢・マハトの“人を知る”過去の中に、
人類と魔族の特異な関係性が存在した。
物語は、色彩を失った黄金へと融けてゆく。
英雄たちの“悪意”を反射する後日譚(アフター)ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンゴ
121
ワクワクします2023/03/16
ゼロ
89
シリーズ随一の面白さの黄金郷のマハト編。今回はフリーレンがマハトの解析を始め、マハトの過去が明かされる。マハトは罪悪感を知るために、グリュックと会話し、交渉を受け入れる。悪意の化身であるグリュリックとの30年は、きっとマハトにとってかけがえのないものだった。高齢になったグリュックを黄金にしたのは、全てをぶち壊したかったのではなく、楽しかったからだろう?魔族のソリーテルが決壊を解析し、デンケンとの戦いやフリーレンの解析終了からの復活など盛り上がる展開。構成が巧みであり、畏怖すべき存在であるを丁寧に描いてる。2023/11/10
こも 旧柏バカ一代
73
マハトの記憶から黄金を解除する方法を模索するフリーレン。約100年の記憶を解析するのに2ヶ月かかると言う。さらにマハトにも大魔族のソリテールが封印している結界を破壊するのに2ヶ月かかると言う。そして、2ヶ月経ち、マハトを封印していた結界が先に壊れてしまった。フリーレンはリソースをほぼ解析に費やしていたが、まだ解析は終わっておらず。マハトが別の場所に移動するのをデンケンが足止めをする。さらにソリテールはフェルン、シュタルクを襲う。全ては共存のために殺し合うために。そしてフリーレンを逃さないために。2023/08/23
眠る山猫屋
70
黄金郷のマハトへのアプローチが続く10巻は、ほぼ主役はマハト。人間とは全く異なる思考を持つ魔族。鯱と鮫に例えたソリテールの説明が面白い。哺乳類と魚類、人間と魔族、似て非なる進化を遂げた別種。だから解り合えない。それでも理解しようとするマハトの探究心の根底には何があるのか。グリュックやデンケンの想いは、やはり無為だったのだろうか。この戦いの果てに待つのは、虚しさだけなのだろうか。次巻では何が語られるのだろう・・・。2023/03/18
ミキ
66
めっちゃいいところで終わった。やると思ってたよ、フリーレンなら。2023/04/08